12月11日相方と北鎌倉へ紅葉狩りへ行ってきました。

 今回巡ったのは東慶寺→浄智寺→明月院でした。
 「北鎌倉紅葉が見頃」との情報で出かけ、眼福のひとときでした。
 初めて行ったので3カ所しか巡れませんでしたが、計画的に巡れば当初予定していた建長寺や鶴岡八幡宮まで行けたと思います。

 今回の行程は下記記事末尾をご参照下さい。

 http://blueapple.blog.jp/archives/80930533.html

 明月院は「紫陽花寺」とも呼ばれ、こちらの方がなじみが深いかもしれませんね。
 方丈の丸窓(悟りの窓)から見る奥庭の紅葉が秀逸であることも今回知りました。
 ここは平日の夕方だったので撮影の行列は数人でしたが、週末は長蛇の列だそうです。
 「撮影には光が回る午前中が良い」との情報を得ましたので、また来年訪れようと思いました。

 カメラはNikon初のAPSCミラーレスZ50で今回が事実上の撮り下ろしでした。

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 F8 ISO3200 1/60秒 120mm(35mm換算)
 方丈の丸窓より奥庭の紅葉を臨む。この写真を撮った15時頃は曇りでだいぶ陽が落ちていました。
 常時数人の行列が出来ているため、順番が来たら手早く撮って次の方に譲るマナーが大切だと思いますがこのときは奥庭に観光客が多く居なくなる瞬間のタイミングがなかなか難しかったです。
 追記:撮影時は平日の夕方だったため「数人の行列」でしたが、ピーク時は長蛇の列だそうです。

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 F4.8 ISO1600 1/350秒 50mm(35mm換算)
方丈を50mmとほぼ肉眼で見たときの画角で撮ったところ。
撮る場所は列の先頭の1カ所だけなので、ここから縦位置・横位置とフレーミングで表現していきます。

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 F5 ISO1600 1/60秒 150mm(35mm換算)
 望遠でローポジションから丸窓を画面一杯になるように撮りました。
 撮っているときには気がつきませんでしたが、現像するときに鉄瓶の後ろのドウダンツツジ?の紅葉が終わり茶色くなっていることが分かりました(1枚目・2枚目・4枚目の写真参照)。
 鉄瓶の後ろの「茶バック」をOKとするかNGとするかは難しいですが、このようなポジション・アングルと画角で「撮っておいて良かった」と思う1枚となりました。

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 F4.5 ISO1600 1/90秒 75mm(35mm換算)
 この被写体では余分なものを省いた横位置構図が基本かと思いますが、丸窓を下に天井の明かりを入れた縦位置でも数枚撮りました。

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 明月院入り口。

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 入り口を入ったところの紅葉。

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 拝観料500円のほかにこの奥庭に入るためにはさらに500円かかりますが手入れが行き届いていて入って良かったです。
 紅葉で隠れていますが真ん中辺りが方丈の丸窓です。

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 奥庭は紅葉の時期以外は菖蒲が咲く時期だけの期間限定公開だそうです。

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 山門を数匹の小動物が走り回っており、お寺さんに確認するとリスとのことでした。

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 明月院に行く途中に絵本作家葉祥明さんの美術館があります。
 無料エリアがあり、ショップではメルヘン作家の数々の作品が手に取れます。

 葉祥明美術館について詳しくは下記ホームページをご覧下さい。
 https://www.yohshomei.com

【追加】
 私は写真の管理と現像にadobe社のLightroomを使っています。
 今回は作品のbefore&afterの一例をご紹介します。
 ただし写真はこのブログにアップするときに色味・コントラストなどがかなり変わってしまいます。
 またその写真も見るデバイスやその大きさによっても違うと思いますのでこのbefore&afterで伝えられるかは不明なのですが。
 
 まずは現像前【before】の写真。
 一応方丈内の壁や鉄瓶などをシルエットにするため「マイナス0.5」の露出補正で撮っていますがシルエットというにはまだ不十分で肝心の紅葉も少し褪せて見えます。
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スクリーンショット 2019-12-31 17.45.52

 1.露出をさらに「マイナス0.75」にし、シャドウを「マイナス30」と締めることでほぼ完全なシルエットが出来、紅葉もグッと色が出ました。
 2.色かぶり補正を少し赤に寄せ、ハイライトと白レベルを持ち上げることで紅葉の色と明るさを引き立てました。
 3.テクスチャ(質感)、明瞭度、かすみの除去をプラスにして紅葉を強調しました。
 上記の操作で、自然な彩度・彩度は触らずに紅葉の鮮やかさと色を表現し下記作品となりました。

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